名古屋産業大学にてキャリアの授業を行いました

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名古屋産業大学 現代ビジネス学部 1年生 約200名を対象に、「夢中をつくるキャリア」をテーマにした授業を行いました。

代表の野上琢磨が登壇し、学生一人ひとりが「自分の内側から湧き上がる動機」と向き合う90分となりました。

<授業の内容>

テーマ:

これからの時代に必要なこと(夢中をつくり出す方法論)

内容:

  1. わたしのキャリア
  2. これからの時代に大切なキャリアの考え方
  3. 欲求を捉えるワーク

日時:

2025年12月10日(水)14:40-16:10

参加者:

名古屋産業大学 現代ビジネス学部 1年生 約200名

<授業の様子>

授業は、まず講師・野上自身のキャリアの話から始まりました。学生時代の挫折や、評価を求めて努力し続けていた社会人時代の経験、そこから「本質を追求したい」という内発的な動機へたどり着いた過程が語られました。学生たちは、自分自身のキャリアを考える前に、講師のリアルな体験を通して“内側の動機の大切さ”に触れる形で授業の導入を迎えました。

続いて、「これからの時代に大切なキャリアの考え方」へと進みました。スライドを見ながら、AI代替、就活の早期化、SNSによる比較といった現状が示され、外側の情報だけでは将来の正解を選べない時代であることが解説されました。その上で、外的な評価よりも、“自分の内側にある動機からキャリアをつくる必要性”が伝えられました。

その後、「防衛的な欲求(メンタルモデル)」と「内発的動機」の違いについて学びました。過去の経験から生まれる防衛的な思考や行動と、自然と湧き上がってくる動機とを区別するスライドを確認しながら、学生たちは自分の中にある両者を照らし合わせるように静かにワークに取り組んでいきました。

後半では、「ついやってしまう行動」を書き出すワークを実施しました。好きと意識しているわけではなくても、繰り返し行っている行動を30個リストアップし、それらをグルーピングすることによって、自分の内側にある動機や傾向を言語化していきました。作業に集中する姿が多く見られ、友人同士で確認し合いながら、自分がどのような行動を取りがちなのかを丁寧に捉える時間となりました。

最後には、各自がまとめた内容を見ながら、自分の内発的な動機について理解を深めて授業は終了しました。将来の進路を考える前に、まず“自分の内側にある感覚や動機を知ること”が、これからのキャリアを形づくる土台になることを実感する時間となりました。

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