豊橋市立東部中学校にてキャリアの授業を行いました

「才能って何のことだと思う？」
そんな問いかけから授業がスタートしました。

今回の授業では、才能のついて理解を深めるとともに、自分では気づいていない才能を発見するワークを行っていく内容でした。

最初に取り組んだのは、自分の名字を利き手と逆の手で何度も書くというシンプルなワーク。
「え、何これ？」と戸惑いながらも、自然と手が動く感覚と、逆の手で書くときのぎこちなさを通して、「無意識にできること」の価値を実感していきました。

その後の「好きな行動ワーク」では、生徒たちが真剣な表情で「〜することが好きだった」を30個書き出し、それらをグルーピングして自分だけの“才能”に名前をつけていきました。
友達と対話をしながら、「これは“誰かを元気にする力”だよね」「自分って、話し合いの中で考えを深めるのが得意なんだ」といった声があちこちで飛び交いました。

最後には、「自分の中にこんな才能があったんだ！」いう発見を得ながら嬉しそうに話す生徒たちの姿が。
目の前の自分の行動が、将来の夢や仕事とどうつながるかを考えるきっかけとなる、濃密な時間となりました。
自分らしさを言葉にする体験が、彼らのこれからの一歩を後押ししてくれるはずです。